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2017.12.14

コンタクトの汚れ対策

本格的に寒くなり、室内の暖房器具は勢いよく稼働していることでしょう。

冬は眼やコンタクトレンズにとって過酷な環境です。
眼やコンタクトレンズは空調によって乾燥しやすくなり、異物感や充血など不調を訴える人が増えます。
そして、手指を肌荒れから守るために油分の入ったクリームを塗る機会が増え、それがコンタクトレンズに付くと非常に汚れます。クリームは手を洗っても結構残っているもので、脂質汚れが付きやすいシリコン系のレンズを触ることで汚れます。
コンタクトレンズが潤っている時は汚れが落ちやすいのですが、乾燥するとメイクの汚れなどが残ってしまい、汚れが汚れを呼び状態が悪化します。そして交換時期を待たずに使えなくなってしまう人も多いようです。
ワンデー以外のコンタクトレンズを使用している人は注意が必要です。

コンタクト汚れ比較

そこで、いつものコンタクトケアを見直してみましょう。

手を石鹸で念入りに洗ってから、こすり洗いをしてレンズの汚れを落としましょう。
特に、こすり洗い不要と書かれたケア用品を使用している人は、こすり洗いでの洗浄をおすすめします。
汚れは物理的に落とすことが効果的だからです。消毒では、ほとんど汚れは落ちません。
消毒と洗浄は違いますので注意してください。
ここで、こすり洗い専用の洗浄液を使用すると更に効果的です。
また、低温状態では正常に働かないケア用品があります。室内であっても寒くなる場所には置かないようにしましょう。

使用する時期や環境、眼の状態に合わせてコンタクトレンズの種類を「2ウィークからワンデー」や「いっそコンタクトからメガネ」というふうに変更する事も効果的です。

快適に使用するためにトラブルを予防しましょう。